多治見市の中心部にあるバロー文化ホールが、昨年、大改修が行われ、今年1月にリニューアルオープンしました。
バローが多治見市文化会館の命名権を取得して「バロー文化ホール」となっています。
外観はこれまでと全く変わってませんが、中は、座席がゆったりしたものになり、音響などを「世界基準」にするなど、大きく変わっているとのことです。
本日は、こけら落としで、名古屋フィルハーモニー交響楽団 とヴァイオリニストの辻彩奈さんの演奏会が行われました。
指揮は、川瀬賢太郎さん。
曲目は、モーツァルトの劇場支配人、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64、ベートーヴェン交響曲第5番ハ短調作品67でした。
私も所属する多治見西ロータリークラブの複数の会員が今回の改修に携わっていることもあり、会でチケットを入手して、鑑賞しました。
多治見市内で、次世代のクラシック音楽界を牽引するヴァイオリニストの演奏や、今年4月から名フィルの歴代最年少の音楽監督となる川瀬賢太郎さんの指揮による名フィルの演奏を聴けるのは、贅沢と言わずしてなんと言うべきか。
川瀬賢太郎さんが名フィル最年少音楽監督に 37歳、23年春就任:中日新聞Web
いい休日を過ごすことができました。
バロー文化ホールには、大ホールにスタインウェイ製、小ホールにベーゼンドルファー製のピアノがあり、さらに、朝日新聞によると、多治見市は、人口10万規模の地方都市にもかかわらず3大ピアノがあるとのことです。
3大ピアノの街に響く音 岐阜・多治見でコンサート:朝日新聞デジタル
このピアノも改修したそうです。
バロー文化ホールが、リニューアルを経て、文化芸術の拠点としてさらに充実していきそうです。